蔵の試写会―1970年以降の文京区所蔵フィルムを全部みる計画、その41回目

2018年03月17日(土)

谷根千工房

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不定期の第二土曜日(2018年2月3月は第3土曜日に変更)午後5時半より《蔵の試写会―1970年以降の文京区所蔵フィルムを全部みる計画》を開催中です。
文京区所蔵の16mmフィルムを収蔵年の古いものからランダムに選び試写をするもので、鑑賞無料、出入り自由で公開しています。ご興味のある方はぜひお越しください。
蔵はまだまだ寒いです。温かい飲み物を振舞っています。あたたかい服装でお出かけください。

会場:谷根千<記憶の蔵>
   〒113-0022 東京都文京区千駄木5丁目17-3
団子坂を上り300メートル直進⇒団子坂広場で右折⇒約100メートル右手に児童公園⇒その隣の訪問看護ステーションの左脇路地を入った右奥にあります。
   蔵への地図はGoogleマップをご覧ください。

●41回 2018年3月17日(土)17:15開場 17:30開映(終映予定19:30)
no.335 B-176 『細胞(1)植物の細胞と動物の細胞』(共立映画社、東京文映/脚本・監督:米内義人)1972年所蔵 19分 カラー
 細胞は単なる小さな仕切られた部屋ではなく、生きるための仕組みを持った生命の単位で、生物の体は細胞からできている。植物と動物のいろいろな材料を比較観察して、細胞の形や大きさには違いがあるが、基本的な作りが共通していること、細胞内への栄養分の摂取などを実験を通して、発展的に把握させることを狙いとした。

no.336 B-170 『細胞(2)細胞のふえかた』(共立映画社、東京文映/脚本・監督:米内義人) 1972年所蔵 21分 カラー
 生物の成長がおこるのは、細胞の分裂・成長によることを顕微鏡観察から気づかせ、顕微鏡写真によって、細胞の分裂像から核の変化の様子をグルーピングさせ、細胞分裂の様子を推論させる。

この2本はシリーズもの。中学校への貸出が多く、授業で活用されていたと推測。

no.337 D-33 『彫る 棟方志功の世界』(毎日映画社、美術映画製作協会/製作・脚本・監督:柳川武夫) 1975年所蔵 38分 カラー
 棟方芸術の原点とその人間的魅力を映像でとらえる美術映画。
 キネマ旬報ベストテン(1975年度)文化映画第1位
第30回文化庁芸術祭(1975年度)大賞(日本記録映画の部)
第30回毎日映画コンクール(1975年)教育文化映画賞

<ご注意>
・作品ナンバーは2011年度までの「ちいさな試写会」時の試写ナンバーを続けています。
・アルファベット+番号は、文京区の仕分けによるものです。
・西暦は製作年ではなく、文京区の所蔵年です。
・タイトル・解説は「文京区視聴覚ライブラリー目録」(平成3年版)を参考にし、調査後に書き加えています。
・古いフィルムですので、状態によっては途中で上映の中断があります。また、カラー作品は褪色が予想されます。あらかじめご了解ください。

◎これまでの「蔵の試写会」の上映記録を公開します。
蔵の試写会上映記録

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蔵の再生カンパ(500円程度)にご協力ください。
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主催 谷根千工房
協力 コガタ社(フィルム調査・解説)+文京アカデミー

お問合せ 
谷根千工房 03-3822-7623 または 080-6670-0142(やまさき)
Eメール:kura@yanesen.com



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