映画「むかしmattoの町があった」を観て感想を話す会 2/4(土)、2/11(土)

2017年02月04日(土) ~ 2017年02月11日(土)

舟之川聖子さんとまち健プロジェクト
WEB https://www.facebook.com/YanesenMachiken/

2月に2週連続で「むかしmattoの町があった」の上映対話会を舟之川聖子さんとまち健プロジェクトとの協同で開催することになりました。11月の開催時に見逃した方も、もう一回観たい・話したい方も、今回はじめて知ったという方も、ぜひぜひお待ちしております。2回連続でも、どちらか1回のみでもお申し込みいただけます。

場所は谷中防災コミュニティセンターの和室です。

両日とも、精神科医の塚原美穂子氏または家庭医の孫大輔氏に上映前のキーノートスピーチをお願いしています。鑑賞後はみんなでおやつを食べながら感想をあーだこーだと話します。医療・福祉の分野に関わらず、様々な背景、立場、職種の方の感想の聴き合いを通して、小さな発見がたくさん起こる場にしたいと思います。

・詳細・お申し込み方法
 http://hitotobi.hatenadiary.jp/entry/2016/12/16/094426
 
・Fbイベントページ(シェアなどしてくださる方、大歓迎!)
(前半)2/4(土) https://www.facebook.com/events/376620762691546/
(後半)2/11(土)https://www.facebook.com/events/354284294945025/
ご参加をお待ちしております!


【映画のこと】
「イタリアには精神病院はない」ということをご存知でしょうか。

イタリアでは1978年に成立したバザーリア法により精神保健改革がはじまり、やがてイタリア全土の精神病院が次々と解体されていきました。入院施設の代わりに役割を担う地域の精神保健サービスでは、精神の病をもった人々を隔離するのではなく、地域の一員として迎え入れています。また、単なる投薬による治療のみではなく、市民として回復し、市民として社会に貢献できる存在になれるようにすること、つまり自立を目指す支援が行われています。

この映画は、かつてのイタリアで劣悪な環境におかれた患者の自由のために尽くした精神科医フランコ・バザーリアの1961年からの半生と、その過程で起こる様々な困難、患者たちとの交流、そしてバザーリア法が成立するまでが描かれた物語です。(mattoは狂気をもつ人、「Mattoの町」は精神病院の意)

精神の病とは、
その治療や回復とは、
人として生きるとは、
隣人と共に生きるとは、
などについて、皆さんと共に映画を通して感じ考えていけたらと思っています。

医療者からキーノートスピーチがありますが、鑑賞後の感想の時間は、専門的な話を詰めていくのではなく、様々な背景や立場や職業の方の自由で素朴な声を聴き合うことで、小さい発見がたくさん起こる場になればと願っています。

この映画は2編に分かれており、それぞれ100分程度ありますので、2日に分けて会をひらくことにしました。

2日間共でも、いずれかの日だけでも参加歓迎。
お申し込みをお待ちしております。



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