<art-Lnik上野-谷中>2016 Talk Live! 「谷中でないと」

2016年11月23日(水)

<art-Link上野―谷中>実行委員会
E-MAIL artlnk97@yahoo.co.jp

「谷中でないと」〜 変わりゆく谷中の今後を考える〜
森まゆみ・椎原晶子・矢嶋桃子
司会進行は、アートリンク実行委員の熊井千代子。

アートリンクが1997年から2014年まで、17年にわたって活動の場としてきた上野・谷中界隈が大きく変貌していく気配を、あちらこちらで感じ始めました。2020年のオリンピックに向けての動き、開発という名のもとに変わりつつある街の景観、そして国内外からの観光客の増大。この賑わいは、手放しで喜んでいいものなのだろうか? 観光地となることは、街にとって喜ばしいことなのだろうか? オリンピックの後はなにが残るのだろうか? 住んでいる人たちはどんなふうに感じているのだろうか?
こんな疑問を解き明かすことで、アートリンクの今後の活動の指針が見えてくるのではないかと考え、谷中界隈を活動の場としている3人にお話しを伺うことにしました。
司会・進行は進行は、アートリンク実行委員で、老舗畳店を経営するご主人とともに、古くから谷中の地でギャラリーを運営してきた熊井千代子です。

■日時 2016年11月23日(祝・水)  14:00~16:00 (開場は13:30)
■会場 日展新会館1階(台東区上野桜木2-14-3)
■料金 1000円(アートリンク記録集付き)
■定員 30名
■主催 実行委員会
■協力 平成28年度 東京大学体験活動プログラムNo.17参加学生
■ご予約・お問い合せはメールにて事務局まで。artlink97@yahoo.co.jo

森まゆみ 早稲田大学政経学部卒業、東大新聞研究所修了。出版社勤務の後の1984年、友人らと東京で地域雑誌『谷中・根津・千駄木』(谷根千工房)を創刊、2009年の最終号まで編集人を務める。主な著書に『円朝ざんまい』(文春文庫)、『東京遺産』(岩波新書)、『谷中スケッチブック』(ちくま文庫)『千駄木の漱石』(ちくま文庫)など。歴史的建造物の保存活動や戦争証言の映像化にも取り組む。

椎原晶子 NPO たいとう歴史都市研究会副理事長。1989年東京芸術大学大学院修了。1989年にまちづくりグループ「谷中学校」設立に参加、以降、運営人。2000年東京芸術大学大学院美術研究科博士課程(環境デザイン)単位取得退学。同年、同大学大学院文化財保存学保存修復建造物研究室非常勤講師。2001年NPOたいとう歴史都市研究会設立、2004年晶地域文化研究所設立。2015年古民家をリノベーションした複合施設「上野桜木あたり」の運営にかかわり現在に至る。

矢嶋桃子 東京都台東区谷中出身。編集プロダクション、広告代理店、出版社、ディズニーなどを経てフリーランスに。ライター・編集者として雑誌や書籍などの仕事のかたわら、乳幼児家庭の地域コミュニティ『谷中ベビマム安心ネット』を運営。絵本の移動式図書室「やなかこども文庫」や、家族の交流イベントなどを企画している。また地域活動として、『一般社団法人谷中ヒマラヤ杉基金』の理事、事務局『たいとう子育てサポーターズ』の事務局も務める。


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