たてもの応援団講演会「島薗家と女子栄養大学ー栄養学の揺籃期から発展期へ」 【要申込み】
2016年11月13日(日)
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文豪や銀行家が暮らしたまち、文京区千駄木の閑静なお屋敷街にある島薗邸。1932年に建てられて以来、いまもそのシックな佇まいを見せてくれています。栄養学を専門とした医学者であった、島薗順雄(のりお)の住宅です。順雄の父もまた千駄木に住まい、日本の栄養学の揺籃期を指導した東京帝国大学医学部第一内科教授、島薗順次郎でした。
東大時代の順次郎の第一の弟子が、同内科講師香川昇三と、同内科で栄養学の研究をした香川綾です。二人はのちに、女子栄養大学となる「家庭食養研究会」を設立し、雑誌『栄養と料理』を通じて、一般家庭への栄養学の普及に貢献しました。
日本の栄養学の揺籃期から発展期、その中での島薗家と香川家の関わりを、両家にとっての思い出深い場所である島薗邸で、香川昇三・綾ご夫妻のご長男でいらっしゃる香川靖雄先生をお迎えし、たてものの思い出を交えながら、語っていただきます。
たてもの応援団講演会
「島薗家と女子栄養大学ー栄養学の揺籃期から発展期へ」
講師:香川靖雄(女子栄養大学 副学長)
日時:2016年11月13日(日)14:00~15:30 (13:30開場)
*終了後30分程度、質疑応答を交えた茶話会をいたします。
会場:登録有形文化財 島薗家住宅(文京区千駄木3-3-3)
*東京メトロ千駄木駅より徒歩5分
費用:1,000円
定員:30名(申込み先着順)
問合せ・申込み:たてもの応援団 yoyaku@tatemono-ouendan.org 電話080-4863-5463
主催:
たてもの応援団
*登録有形文化財 島薗家住宅は第1・第3土曜日 11:00~16:00(入館は15:30まで)に公開しています。入館料300円
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