戦後80年、蓄音機の音色と共に かたりと和らいぶ 森まゆみ作 『谷中おぼろ町』 オープニング 津軽三味線演奏
2025年10月26日(日)
旧安田楠雄邸
TEL 03-3822-2699 (水・土の公開時間)*8月は休館です
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戦後80年、蓄音機の音色と共に かたりと和らいぶ
森まゆみ作 『谷中おぼろ町』
オープニング 津軽三味線演奏
語り 〈佐野屋の海ガメ〉 〈ジャングル長屋の井戸〉
旧安田楠雄邸庭園のある千駄木のお隣、谷中の路地で戦中戦後を生きた人々を描いた『谷中おぼろ町』。
地域雑誌『谷中・根津・千駄木』の取材から生まれた、聞き書きの名手として知られる作家森まゆみ氏の唯一の小説であり、戦後80年に寄せてご覧頂きたい名作です。
オープニングは、作中に登場する「東京音頭」の津軽三味線演奏。そして、四話構成である『谷中おぼろ町』から二話を、安田家から受け継いだ蓄音機の音色とともに語ります。
2025年10月26日(日)
① 10時半開場、11時~
②13時開場、13時30分~
③15時半開場、16時~
各回定員30名
【料金】一般3,000円、日本ナショナルトラスト会員2,500円、大・専門学校生2,000円、
中高生1,500円、小学生1000円、未就学児の来場はご遠慮ください
入館料(維持修復協力金)を含む、当日現金払い
【予約方法】電話、メール、予約フォーム https://forms.gle/2geYDignjrbayiRg9
電話、メールの必要事項:件名「谷中おぼろ町」、お名前、人数、希望回
電話番号03-3822-2699 電話予約は通常公開日(水・土)の10時30分~16時
※8月は休館のため、電話予約はコチラへ➡090-4433-5434(かたりと北原)
予約専用メール event25-yoyaku@tatemono-ouendan.org
キャンセルは早めにご連絡ください。当日キャンセルは料金をいただきます。
【会場】
東京都指定名勝
旧安田楠雄邸庭園
東京都文京区千駄木5-20-18 Tel 03-3822-2699
東京メトロ千代田線 千駄木駅 徒歩7分(エレベーター口が便利です)
◆建物保全のためのお願い◆
靴下の着用をお願いします。
大きな荷物は受付にてお預かりします。
【作者】森まゆみ
1954年生まれ。大学卒業後、PR会社、出版社を経て、1984年に地域雑誌『谷中·根津·千駄木』を創刊(2009年終刊)。聞き書きから、記憶を記録に替えてきた。
その中から『谷中スケッチブック』不思議の町根津』が生まれ、その後『鷗外の坂』(新潮社)で芸術選奨文部大臣新人賞を受賞。『「即興詩人」のイタリア』でJTB紀行文学大賞、『「青鞜」の冒険』で紫式部文学賞を受賞。『彰義隊遺聞』谷根千のイロハ』『聖子』『聞き書き·関東大震災』『子規の音』など著書多数。近著に『じょっぱりの人一羽仁もと子とその時代』
『谷根千、ずーっとある店』『野に遺賢を探して』などがある。
今回の演目『谷中おぼろ町』は、1998年5月「週刊朝日」に連載。後に、女性作家6人が織りなすアンソロジー『恋する男たち』(朝日新聞社出版→新潮文庫)、『谷根千文学傑作選』に収録。
【出演】 語りと和楽の芸人衆 〈かたりと〉
語り 北原久仁香、津軽三味線 小池純一郎
「和楽」 は日本の楽器の響き。その中で〈かたりと〉の音色は弦楽器の津軽三味線。
語り+糸から〈かたりと〉と銘打つ。「語り」は、ご覧下さる皆様のイマジネーションが無くてはならない表現。 身体一つで舞台に立ち、作品を諳んじて語る。
原作第一、派手な演出は加えない。和楽と響き合い、立体感あふれる和らいぶをお楽しみ頂きたい。
『谷中おぼろ町』は、2009年旧安田楠雄邸庭園で初演した思い入れの深い作品。表現のスタイルも変化し、16年ぶりの再演となる。
主催
公益財団法人日本ナショナルトラスト、
https://tatemono-ouendan.org/https://tatemono-ouendan.org/
協力 旧安田邸サポート倶楽部、
かたりと
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