蔵の試写会―1970年以降の文京区所蔵フィルムを全部みる計画、その84回目

2024年07月13日(土)

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1970年以降の文京区所蔵フィルムを見る会、84回目です。
フィルムのチェックが終わりました。
1本は映写機に掛けられない状態で、今月も3本になってしまいました。

参加予約は不要です。
当日は直接ご来場ください。 


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不定期の第二土曜日または第三土曜日の午後5時半より《蔵の試写会―1970年以降の文京区所蔵フィルムを全部みる計画》を開催中です。
文京区所蔵の16mmフィルムを収蔵年の古いものからランダムに選び試写をするもので、鑑賞無料、出入り自由で公開しています。ご興味のある方はぜひお越しください。

日時:2024年7月13日(土)開場17:15 上映開始17:30 終了予定19:30
会場:谷根千<記憶の蔵>
   〒113-0022 東京都文京区千駄木5丁目17-3
   蔵への地図はGoogleマップ


プログラム
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No.480 B-175『じゃがいものかんさつ』(共立映画社/演出:岡島つとむ)1972年 18分
こちらは収縮が進んでいて上映ができません。
目で見えない根の伸び方やいもの育ち方などを映画的手法により解説。観察の方法や栽培の仕方を教えるための作品。

No.481 B-285『季節に生きる小さないきもの』(企画・製作:グループ現代、教育映画配給社/演出:三木実、須賀由貴枝)1979年 19分
*これまでで初めてのグループ現代の教育映画作品です。
小学校3年生用の理科教材映画で、町田市が舞台です。褪色が進んでいます。
ほぼ一年間、一定の場所でみられる小動物のようすを観察。季節によってあらわれる動物がち違い、おなじ動物でもその様子が違うことを通して、季節と動物の成長を理解させる。

No.482 C-156『土の中の小さな生きものたち-物質循環のしくみ-』(東映/脚本演出撮影:小林一夫)1979年 21分
*中学校2~3年生のの理科教材映画です。褪色が進んでいます。
植物が作り出した有機物が、土の中の動物や微生物によって分解されていくという自然界の物質循環の興味ある過程を実験と観察の積み重ねの中から分かりやすく示した作品。

No.483 C-121『わが家の第三日曜日』(東映/監督:瀬藤祝) 1976年 30分
*いつもおもしろい瀬藤祝監督(『あなたは非難できない』『老後の設計』等)の作品です。楽しみです。
苛酷な社会状態の中で苦闘する多くの父親。第3日曜日に家庭や地域社会との交流を深める父親の姿を描き、家庭における父親のあり方、余暇増加と地域活動参加の問題などを提起した作品。

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こちらもこちらも更新いたしました。
https://kuranoshisha.hatenablog.com/archive/2024/07/13

【予告】10月12日(土)はD坂シネマ。特別上映作品とともに、蔵の試写会傑作選の上映を予定しています。お楽しみに。

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<ご注意>
・作品ナンバーは2011年度までの「ちいさな試写会」時の試写ナンバーを続けています。
・アルファベット+番号は、文京区の仕分けによるものです。
・西暦は製作年ではなく、文京区の所蔵年です。
・タイトル・解説は「文京区視聴覚ライブラリー目録」(平成3年版)を参考にし、調査後に書き加えています。
・古いフィルムですので、状態によっては途中で上映の中断があります。また、カラー作品は褪色が予想されます。あらかじめご了解ください。

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蔵の再生カンパ(500円程度)にご協力ください。
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主催 コガタ社(中川)
協力 谷根千工房(やまさき+仰木)+木村美恵子+文京アカデミー

お問合せ 
コガタ社:kogatasha08@gmail.com  
谷根千記憶の蔵:kura@yanesen.com



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