千駄木ふれあいの杜(屋敷森)7月の観察調査会【7/24に延期しました】
2020年07月24日(金)
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*7/10、7/17 は雨天のため、7/24(金)に延期となりました。
千駄木の森を考える会では、毎月第2金曜日に屋敷森の観察調査会を行っています。
日本のもともとの集落形成は、多くの場合、扇状地から始められてきました。背後に山、前に平野、一度伏流した水が再び湧き出して流れる小川。こうした土地は荒々しい面ももつ自然の中で最も人間に優しいところです。
屋敷森近辺は千駄木貝塚(千駄木1-11)のまさにその場所で、縄文・弥生時代の集落・貝塚・住居跡などが発見されています。「おじいさんは山に、おばあさんは川に」という昔話の集落のいとなみが恐らくここでも展開されたのだろうなと想像するとなんだか楽しくなります。
現在の屋敷森はそうした記憶のほんの一点のような所ですが、小さな森ながら、都会の人工的空間の中で環境保全の重要な任を務めています。その頑張っている姿に共感しつつ、今月も淡々と観察調査を行いたいと思います。
服装・持ち物
長袖・長ズボン・帽子・滑りにくい履物など
日時:2020年7月24日(金)9:00~13:00
場所:千駄木ふれあいの杜(ここは「都市林」です)
文京区千駄木1-11 (開園時間:9:00~17:00)
7月の観察調査会は、
① 3月~6月の観察調査・環境再生整備作業などの結果を全員で共有します。
② 植物班
・継続して調査している植物の生育状態を調査し、写真に記録します
・新たに見られる植物の位置や種類を記録します
③ 動物班
・飛んでいたり木の幹や葉の裏に留まっていたりする昆虫などの種類や数を調べます
・地面や土の中の生き物の観察をします
・鳥の観察と記録をします(種類、時刻、場所、数)
小雨決行・雨天順延(小雨の場合追加調査が必要と判断されたら第2土曜日に行います)
関心のある方は、事務局までご一報ください
何かお気づきのことがあったら、お知らせください
千駄木の森を考える会
連絡先:千駄木の森を考える会事務局
yashikimori.toiawase@gmail.com
※千駄木の森を考える会は、文京区(みどり公園課)と協定を結んで屋敷森の管理保全を行っている区民管理団体です
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