千駄木ふれあいの杜(屋敷森)9月の観察調査会
2019年09月13日(金)
千駄木の森を考える会では、毎月第2金曜日に屋敷森の観察調査会を行っています。
気象庁データによると今夏の東京の気象は「平常」範囲だったようです。屋敷森では、7月の低温から8月に入っての急激な気温上昇で少々傷んだ植物もありました。「森」は生物共同体なので、「平常」な気象であってもその質的な要素、生き物(人間)による感覚的な印象も加味する必要がありそうです。
近年、東京の夏は、入道雲・夕立といった湿った空気による季節的特徴が消え、温暖化による熱風・土壌の乾燥が当たり前になりつつあります。文京区には緑地が多くありますが、屋敷森は、その中でも最後の「森の機能を持った森」です。保全には東京の現在の環境的性質に沿った予測が必要です。データ蓄積のためにも今月も淡々と観察調査を続けていきたいと思います。ご参加をお待ちしています。
服装・持ち物 : 長袖・長ズボン・帽子・滑りにくい履物・飲み物・虫除けなど
日時:2019年9月13日(金) 9:00~13:00
場所:千駄木ふれあいの杜
案内・地図
文京区千駄木1-11 地下鉄千代田線「千駄木」駅徒歩5分
9月の観察調査会は、
① 8月の観察調査会・環境再生整備作業などの結果を全員で共有します
② 植物班
・継続して調査している植物の生育状態を調査し、写真に記録します
・新たに見られる植物の位置や種類を記録します
・屋敷森低地エリアの植生調査を行います。
③ 動物班
・飛んでいたり木の幹や葉の裏に留まっていたりする昆虫などの種類や数を調べます
・地面や土の中の生き物の観察をします
・鳥の観察と記録をします(種類、時刻、場所、数)
小雨決行・雨天順延(小雨の場合追加調査が必要と判断されたら第2土曜日に行います)
関心のある方は、事務局までご一報ください
何かお気づきのことがあったら、お知らせください
千駄木の森を考える会
連絡先:千駄木の森を考える会事務局
yashikimori.toiawase@gmail.com
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