その日に観る「黒い雨」in 谷根千記憶の蔵【要予約】

2017年08月06日(日)

今村プロダクション
WEB http://wp.me/s8WCka-kuroiame

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一回目13:30~ 二回目16:30~ (開場は開映の15分前)
学生・大人いずれも ¥600
(B-rayでの上映です)
もう観たことがある方も、一度も観たことがないという方も今村昌平渾身の作品を是非。日本人なら一度は観ておくべきだと思います。   
主催 今村プロダクション

ご予約:電話   今村ヒロスケ 090-6517-5744(17:30以降)
    メール  imaprox@tree.odn.ne.jp
定員:約20名 *定員に至らない場合は当日も受け付けます。
会場:谷根千<記憶の蔵>
   〒113-0022 東京都文京区千駄木5丁目17-3
   蔵への地図はGoogleマップをご覧ください。

「黒い雨」1989年公開 白黒123分 製作:今村プロダクション/林原グループ
監督 今村昌平  脚本 石堂淑朗 今村昌平  音楽 武満徹
キャスト 田中好子 北村和夫 市原悦子 三木のり平 小沢昭一 原ひさ子 沢たまき 他
文部省特選

少年時代から井伏ファンであった。井伏鱒二は憧れの作家だった。
大学時代、尊敬する友人が、井伏鱒二なんか認めないとグチャグチャ云い、しかも誤って「井伏タラジ」と云った、マジでである。
殴ろうと思ったが満員のバスの中なので殴らず、しかし絶交した。
この映画の中に、少しは「自分」を出したく前後に矢須子の四国巡りの乞食巡礼を付け加えた。そこはカラーなのである。
トップは、雪がまだだったから半月かけてラストの二十分を撮った。
つなげてみて反省した。折角撮った二十分を切った。
安直に「自分」を出そうなんて事は出来ないのを知ったのである。
スタッフは皆反対だったが、我儘を通した。高価な試行錯誤だと云われ、その通りだと思った。
鈍根なのである。ラストの数シーンを書き直して撮った。
矢張りこの方が良かったと思っている。
この映画の観客へのメッセージは、声高であってはならない。
声低でなければと思い続けて演出した。
いつも後頭部に井伏さんの布袋さんみたいな顔が張り付いているような気がした。
何度か井伏さんと飲んだが、何時も声高でなく、声低であった。

今村昌平(黒い雨 公開時のパンフレットより)


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