千駄木ふれあいの杜(屋敷森)文化財的見地からの見学会

2016年05月29日(日)

千駄木の森を考える会

今年4月1日付けで千駄木ふれあいの杜は都市公園となりました。しかし、平成13年の開園以来、懸案となっていた「千駄木ふれあいの杜(屋敷森)文化財的見地からの見学会」を日本庭園学会とともに行うことになりました。皆さまのご参加をお待ちします。

日時:平成28年5月29日(日)午後13時30分~15時 ※雨天決行
(事前申込み不要・無料・現地集合・現地解散)

服装・持ち物:長袖・長ズボン・滑りにくい履物・帽子・飲み物・虫除けなど

場所:千駄木ふれあいの杜 文京区千駄木1-11

日本庭園学会の見学会お知らせはこちらです。


 千駄木ふれあいの杜(通称:屋敷森)は、中世の江戸城主・太田道灌を祖とする太田家千駄木屋敷(下屋敷)庭園跡です。
 ここは、東京の都心部とは思えないほどに武蔵野の原風景を留めており、多様な動植物の宝庫ともなっています。

 太田家から文京区に寄贈された資料には、千駄木屋敷から見た江戸市中の風景と庭園内の借景を描いた「八景十境詩巻・画巻(詩:林賀峯・画:狩野安信)」があり、絵画資料と実際の庭園との対比研究が可能な資料です。園内には、水戸徳川家から太田家へと贈られた馬が没したことに由来する供養等「馬頭観音」碑をはじめ、かつての庭園の名残りの石造物が随所に残されています。

 見学会は、これまでほとんど知られていなかった、太田家千駄木屋敷庭園跡について広く情報を共有し、後世への遺産としてその保存と活用について考えていくためのものです。

 参加費無料
 事前の連絡はいりません
 関心のある方は、ぜひ、屋敷森に直接お越しください

主催:千駄木の森を考える会
協力:日本庭園学会 

千駄木の森を考える会
連絡先:03-5803-1252 文京区みどり公園課
※千駄木の森を考える会は、文京区と協定を結んで屋敷森の管理保全を行っている区民管理団体です




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