| 単行本: | 240ページ |
|---|---|
| 出版社: | 亜紀書房 |
| ISBN-10: | 4750514071 |
| ISBN-13: | 978-4750514079 |
| 発売日: | 2014年5月10日(火) |
| 著者: | 森まゆみ |
| 価格: | 本体 1,800円 + 税 |
愛媛県内子町、県庁所在地松山から電車で40分、山間の小さな町内子。ここは藩政時代からはぜの木からつくる木蝋の産地。その富を集積して上芳我、下芳我などの見事な屋敷、町並みが残る。公務員、岡田文淑が高校を卒業して町役場に勤め、この町並み保存を思い立ったのが1970年代。住民と役所を説得し、文化庁の伝建にこぎ着けた。そして今は山中の集落で、水車、手打ちそば、石畳の宿など村並み保存を訴える。「公務員は生涯賃金二億円以上のものを住民にお返ししなければならない」という岡田と町並み保存の半世紀。森まゆみ聞書き