森まゆみの本

起業は山間から

起業は山間から

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単行本: 232ページ
出版社: バジリコ
ISBN-10: 4862381448
ISBN-13: 978-4862381446
発売日: 2009年8月5日(水)
著者: 森まゆみ
価格: 1680円
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松場登美さんとは12年ほどに出会い、おなじく古い民家の保存をすすめていることから友人になりました。その後、彼女と夫の大吉さんの経営する群言堂は100人の企業になり、島根の山の中でいくつもの民家の保存再生を果たしています。服地を作る古い織機の保存もなさっています。群言堂は衣類のみならず食器やインテリア、調味料までシンプルで気持ちよい暮らしを提案していますが、東京のお店は上野桜木町、護国院大黒天の前にあります。谷中に店を出したい、というので登美さんと二人で探したものです。私がここで説明するよりそのお店にいらしたら群言堂のやろうとしていることも分かり、本も置いてあります。のぞいてみてくださいね。

目次

  • 1 学校嫌いの子ども―父のこと、母のこと
  • 2 隣のあやしい学生―二〇歳の独立
  • 3 大吉、故郷に帰る―手づくり小物からブラハウスの誕生
  • 4 群言堂へ―地域に根ざしたものづくり
  • 5 素材、色、模様、かたち
  • 6 会社というひとつの家
  • 7 保存と修復―空間をプロデュースする
  • 8 食べるのが好き
  • 9 鄙のひなまつり
  • 10 世界遺産を迎えうつ
  • 11 愛のさめない距離は―登美さんに一〇の質問

 

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