森まゆみの本

円朝ざんまい よみがえる江戸・明治のことば

円朝ざんまい よみがえる江戸・明治のことば

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単行本: 356ページ
出版社: 平凡社
ISBN-10: 4582833403
ISBN-13: 978-4582833409
発売日: 2006年10月11日(水)
著者: 森まゆみ
価格: 1890円
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文七元結、真景累ヶ淵、塩原多助一代記...近代不世出の噺家、落語の神様がつむぎ出したことばの至芸、失われた人情の機微に浸りきる。「何でも歩かなければ、実地は踏めませぬ。」創作の舞台となった東京下町、上州、甲斐、北海道へ...円朝の跡を辿る。

目次

  • 闇夜の梅―円朝、来し方の秘話
  • 士族の商法・華族の医者・世辞屋―"開化"を斬新に描く
  • 指物師名人長二―江戸屈指の男ぶり
  • 怪談牡丹灯篭―足のある幽霊
  • 心眼・明治の地獄―夢からさめた話
  • 熱海土産温泉利書―健脚娘、恋の仇討ち
  • 文七元結―江戸っ子の見栄もほころぶ親子の情
  • 七福神―不況もどこ吹く、見事なのんき
  • 怪談乳房榎―不良息子の面影
  • 業平文治漂流奇談―きわめつき、すっきりしたいい男
  • 真景累ヶ淵―こりゃ因果の巡りすぎ
  • 鰍沢―女はこわい
  • 霧陰伊香保湯煙―昔なつかし温泉道
  • 塩原多助一代記・上野下野道の記―「誠実・勤倹・正直」の人を追いかけて
  • 蝦夷錦古郷之家土産・椿説蝦夷なまり―落ちのびた上野彰義隊士

 

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