地域雑誌 「谷中・根津・千駄木」 70号

家族の肖像 うちわの太田屋のこと / 手仕事を訪ねて 江戸鼈甲

2002年7月20日(土曜日)発行  525円  残部僅少 -> 購入方法

70号 家族の肖像 うちわの太田屋のこと / 手仕事を訪ねて 江戸鼈甲

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第一特集 家族の肖像 根津宮永町 - うちわの太田屋のこと

根津の大店、太田屋は江戸末期よりうちわを商っていた
竹をひらき、ならし、紙を漉き、木版絵を刷り、
それを骨に貼ってうちわに仕立てる
夏先になると、注文主の名入れをしたうちわを得意先に送るのだった
そんな、手仕事の家内工業が町にあったころのこと

朝早くから、夜遅くまで
地方から奉公にきた少年少女いっしょに
働き、食事をし、同じ屋根の下で暮らした
そんな、大家族が町にいたころのこと
第二特集 手仕事を訪ねて - 江戸鼈甲

べっ甲、漢字で鼈甲。読むことはできても、書くのは難しい。
鼈の字は、すっぽんを意味する。
江戸時代、櫛、簪、笄がタイマイという亀の甲羅で作られていた。
美しい斑模様、飴色の艶、髪の通りもよく、ひんやりとした感触。
女性はこぞって高価な細工物を求めた。
エスカレートする華美な飾りに、贅沢を禁止する御触れが何度も出た。
それでも鼈甲細工を手に入れたい女たち。
そこで、一案。
これはすっぽんの甲羅だと。
それから鼈甲と呼ばれるようになった。
何から何まで手作業で、水と熱だけで細かな細工をする、その技の一端をご紹介する。
其の70 (56ページ)2002/夏
◎第一特集/家族の肖像
根津宮永町 うちわの太田屋のこと
◎第二特集/手仕事を訪ねて
江戸鼈甲
▼大澤鼈甲/甲洋/赤塚べっ甲/田中繁一さん
◎谷根千江戸奇譚三
ただ一度の根津権現、宝永の天下祭−−村山文彦
◎ご近所調査報告
「谷中坂町ハウス」の実験
◎おいしい店見つけた 動坂食堂−−中濱潤子
◎町の記憶 昭和初期の安八百屋通り
◎戦争の記憶 忘れてはならないこと
◎Mの旅日記 石州流の茶
◎谷中墓地の樹木補遺 イチョウの切り株
◎六十九号のお返事と訂正
●谷根千ちず ●確連房通信 ●おたより

 

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