地域雑誌 「谷中・根津・千駄木」 42号

廣群鶴(こうぐんかく)と谷中の石屋 加藤勝丕調査ノートを道しるべに

1995年3月30日(木曜日)発行  420円  残部僅少 -> 購入方法

42号 廣群鶴(こうぐんかく)と谷中の石屋 加藤勝丕調査ノートを道しるべに

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特集 廣群鶴(こうぐんかく)と谷中の石屋 加藤勝丕調査ノートを道しるべに

谷中に石匠「廣群鶴」がいた。
寛政のころより江戸随一と名を馳せた。
石屋の屋号は「群鶴」、
御碑銘彫刻師(おひめいちょうこうくし)としての号を「廣群鶴」、
実名を「廣瀬群鶴」という。
明和九年の目黒行人坂火事ののち、
御府内石工拾三組の谷中組として、
谷中町に石屋を開業したと伝えられる。
近世後期より明治・大正・昭和と活躍し、
昭和三十一年廣群鶴廃業まで、
九世がその技術を継承した −

其の42 石屋特集(48p)1995/春

辻潤「きゃぷりす・ぷらんたん」+解説
谷中六丁目−絵/酒井不二雄
廣群鶴と谷中の石屋−加藤勝丕調査ノートを道しるべに
 廣群鶴の系譜
 谷中、廣群鶴鐫刻碑一覧
 石屋雑学
 谷中の石屋−川名石材工務店/和泉家石材店/岩城石材店/野澤石材/中村石材店/高橋石材/関澤石材店/安納石材店/石六/
 取材こぼれ話
 職人さん話
この町にこんな人−琵琶一筋に七十余年の都錦穂さん
谷根千番外地列伝1−辻潤の美しきバアレー
谷根千ちず
珍しいもの見つけた−ツゲの入歯
郷土史発掘−田中増蔵(聚精堂)と今井甚太郎(杏林舎)−田中正明
坂補遺−ひと筆描き坂めぐり−諏訪優をしのんで
著者自筆広告26−西井一夫映像論集「存在の中心は闇なのだ」みすず書房
骨董の店プラスワン−「夢市」布の世界
確連房通信
 震災関連オンブズマン
 白山南天堂書房・奥村清江さんのこと
谷根千の喫茶店(本駒込)−スターバレー
おたより
著者自筆広告27−佐久間典子「サハラの岸辺に木を植える」社会思想社
谷中・川名石材工務店−剪画・文/石田良介
編集後記
お知らせ

参考文献
「工芸志科」(増訂) 黒川真頼著、前田泰次校註 平凡社(東洋文庫) 1974

協力(敬称略)
加藤勝丕、遠藤ミカ、鴎外記念本郷図書館

 

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