地域雑誌 「谷中・根津・千駄木」 90号
◎特集/森まゆみ「聞き書きという幸せな作業」
2008年7月10日(木曜日)発行 525円
残部僅少 -> 購入方法
※クリックで拡大
地域雑誌「谷中・根津・千駄木」90号
◎特集/森まゆみ「聞き書きという幸せな作業」その一
東京転々
中一弥の人と仕事(前編)
中一弥氏は明治四十四年(一九一一)生まれの九十七歳。現役最高齢の挿絵画
家である。昭和の初めから、直木三十五、海音寺潮五郎、村上元三、池波正太
郎、山手樹一郎、藤沢周平まで、錚々たる作家の挿絵を描き、とりわけ時代考証
の正確さに作家の信頼も篤い。
中さんが私の住む千駄木町のかいわいに長くいらしたことは、三男の作家逢坂
剛さんからうかがっていた。一度親父の話を聞いてみては、というお誘いから数
年のち、「世界」(岩波書店)連載の佐藤雅美「幽斎玄旨」の挿絵を描かれたの
を機に、編集部の太田順子さんにくっついてお話を聞きに上がった。
目次─地域雑誌「谷中・根津・千駄木」其の九十 二〇〇八・夏
◎特集/森まゆみ「聞き書きという幸せな作業」
その一
東京転々 中一弥の人と仕事(前編)
その二
フランス料理店鉢の木のこと 井上謙治氏に聞く
その三 集団学童疎開補遺
鳴子温泉のみなさんありがとう 小石川区、浅草区の学童疎開を受け入れて
◎谷中植物園6 幼なじみの草たち----西岡直樹
◎おいしい店見つけた メゾン デュ シャテーニュ----中濱潤子
◎帝銀事件から六十年
獄窓の画家 平沢貞通のこと
◎この町にこんな人
表紙の作者 武川暖子さん
◎紅茶のおいしい喫茶店 おとら
●九十号記念クロスワードパズル
●奏楽堂レポート----川村航
●同郷の友、関谷四郎と板垣良吉----細谷純一
●剪画「薮下にあった石垣の家」(千駄木)----石田良介
●マンガ谷根千秘録18----つるみよしこ
●谷中首ふり坂(三崎坂/1960年代)----平井勝夫
●確連房通信 ●御寄贈本棚 ●おたより
●谷根千ちず ●編集後記 ●お知らせ
題字/本郷松しん 表紙/武川暖子 校正/小野寺由紀子
助っ人/守本善徳+簗瀬香+林美子+小林美幸
組版/(株)スマイル企画(中溝亜貴子+丸山勇) 印刷・製本/(株)三盛社
>> 一覧ページへ戻る