第30回月1原発映画祭/交流カフェ 「元原発技術者と一緒に原発PR映画を観る」 ゲスト=小倉志郎さん(元原発技術者)

2014年10月04日(土)

地域から未来をつくる・ひがし広場
WEB http://www.jtgt.info/

福島第1原発の技術者として35年間(1967~2002)働いた小倉志郎さんを迎え、一緒に原発PR映画を観ながらお話をうかがいます。

映画は福島第1原発の建設が始まった1967年と営業運転を開始した1971年に製作されたもの。まさに小倉さんが仕事を始められた時期と重なります。
当時のようすとご自身の体験からどんな話が飛び出すか・・・?

かつて、そして今なお続く原発推進プロパガンダの嵐の中で、小倉さんの願いは、一人ひとりが原発の本質的危険性を理解し、それを自分の言葉で人に伝える力をつけること。
今回はそのための実力養成講座でもあります。
ご参加お待ちしています!

■日時:10月4日(土)18:00~(開場17:30)
【第1部】18:00~19:30 小倉志郎さんによるトークと上映
【第2部】19:45~21:00 小倉志郎さんを囲んで交流カフェ

■小倉志郎さんのプロフィール
1941 年、東京生まれ。慶応義塾大学工学部機械工学科卒、同大学院修士課程機械工学専攻修了。日本原子力事業(株)(のちに東芝に吸収合併)に入社。原子力発電所の見積・設計・建設・試運転・定期検査・運転サービス・電力会社社員教育などに携わる。2002 年、定年退職。
2007 年に季刊誌「リプレーザ」Vol.3夏号に、筆名山田太郎で「原発を並べて自衛戦争はできない」を投稿。東電福島第1原発事故以降、原発の基本的な構造や本質的危険性についての講演会などを精力的に行っている。
2012年、国会事故調の協力調査員として東電福島第一原発の事故の調査と報告書作成に携わる。
「原子力市民委員会」メンバー。
「軍隊を捨てた国コスタリカに学び平和をつくる会」世話人。
著書に『元原発技術者が伝えたいほんとうの怖さ』(彩流社、2014年)、紙芝居『ちいさなせかいのおはなし』(放射能の危険性を子どもたちに伝えるために制作、2011 年3 月5 日初演)

■上映作品
「黎明 福島原子力発電所建設記録 調査篇」日映科学映画製作所/1967年
  http://www.kagakueizo.org/movie/industrial/350/
 発電所建設が認可されてから建設までの2年半における調査の記録。
 建設予定地の地質や地層、燐接する海などの調査の模様が記録されている。

「黎明 第二部 建設編」日映科学映画製作所/1971年
  http://www.kagakueizo.org/movie/industrial/4319/
 安全に対する配慮や地元との協力体制、そして原子炉内部や原子炉立屋の 建設を記録、さらに燃料の装填から稼動に至るまでを解説。

■参加費/定員
【第1部】参加費500円/定員:30名
【第2部】参加費500円(軽食+ワンドリンク付)/定員:20名※
    ※第1部に参加の方を優先します。

■会場:谷中の家(東京都台東区谷中3-17-11)
メトロ千代田線千駄木・JR日暮里・JR西日暮里下車徒歩7分。
よみせ通り、延命地蔵を東へ入る、2筋目を南へ入って東側。
築54年の木造耐震補強民家。目印は格子戸。

■予約方法:以下いずれかの方法で予約してください。
1.申込みフォーム
【第1部】http://kokucheese.com/event/index/217235/
【第2部】http://kokucheese.com/event/index/217236/

2.メール eigasai@jtgt.info(アドレスが変わりました。ご注意ください)
*件名を「月1原発映画祭申込み」として
参加者氏名(複数お申し込みの場合は全員のお名前をお書きください)、
参加内容(第1部、第2部)を明記してください。

3.電話 090-1265-0097(植松)

*キャンセルされる場合は必ず事前にご連絡ください。

■ 主催:地域から未来をつくる・ひがし広場


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☆11月の第31回月1原発映画祭は11/1(土)、
「祝の島(ほうりのしま)」を上映します。
ゲストに纐纈(はなぶさ)あや監督と、
ジャーナリストの山秋真(しん)さんのおふたりを迎えます。
お楽しみに!



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