【延期となりました】蔵の試写会―1970年以降の文京区所蔵フィルムを全部みる計画、その55回目

2020年03月14日(土)

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新型コロナウィルスの感染が広がっています。
スタッフに体調が悪いものがいない、換気を十分にし、少人数で開催と考えていましたが、少しでも早い終息を願い、延期することにいたしました。
プログラムはこのまま、再開時に上映いたします。
ご了承ください。

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不定期の第二土曜日または第三土曜日の午後5時半より《蔵の試写会―1970年以降の文京区所蔵フィルムを全部みる計画》を開催中です。
文京区所蔵の16mmフィルムを収蔵年の古いものからランダムに選び試写をするもので、鑑賞無料、出入り自由で公開しています。ご興味のある方はぜひお越しください。

2~4月と海、川、湖、池、水運など「水」の作品が多く続きます。
今回は茨城~香川~山形~宮崎を旅します。

日時:2020年2月8日(土)開場17:15 上映開始17:30 終了予定19:30
会場:谷根千<記憶の蔵>
   〒113-0022 東京都文京区千駄木5丁目17-3
   蔵への地図はGoogleマップをご覧ください。

3/14 プログラム 

No.385 B-218『低地と台地のくらし』1974年 17分(記録映画社、教育映画配給社)
低地や大地に住む人々は、その土地条件の中でどんな生活をいとなみ、生産活動をしてきたか、どんな工夫をし、どんな開発を行ってきたか等を、利根川下流霞ケ浦近くとそれにつづく台地をモデルに描く。
収縮・褪色が進んでいます。
第21回教育映画祭(1974年)優秀(学校教育・小学校)

No.386 B-263『地いきの開発-むかしのため池・いまの用水-』1977年 19分(学研/脚本・演出:古賀尚武)
人々は、むかしから地域の開発に努めてきた。この映画は香川県の稲作かんがいを例に、むかしのため池と今の香川用水とを対比しながら、開発のための人々の努力と工夫の姿を描くもの。
小学校4年生の社会科教材です。収縮・褪色が進んでいます。
第24回教育映画祭(1977年)優秀(学校教育・小学校)

No.387 B-245『学習映画大系 むかしと今の交通シリーズ 江戸時代の川と海の交通』1976年 20分 (学研/ 脚本・演出:古賀尚武)
この映画は最上川の舟運やその川口港酒田を中心にした千石船の活躍に焦点を当てながら、江戸時代の水上交通の実態やその役割を明確にとらえさせる。
小学校4年生の社会科教材です。
第22回教育映画祭(1975年)最優秀(学校教育・小学校)

No.388 B-254『学習映画大系 新しい日本の農業シリーズ 農業生産と輸送』1976年 20分(学研/脚本・演出:小野豪)
近年における輸送方法の進歩、輸送力の増加は、各地域の農業生産のすがたを大きく変容させている。この映画は、宮崎県における農業生産の変容を例にとりながら、農業生産と輸送との密接なかかわりをとらえさせようとしたものである。
小学校5年生の社会科教材です。
 
*4月の状況はまだわかりませんが、続行の場合は4月11日(土)を予定しています。

<ご注意>
・作品ナンバーは2011年度までの「ちいさな試写会」時の試写ナンバーを続けています。
・アルファベット+番号は、文京区の仕分けによるものです。
・西暦は製作年ではなく、文京区の所蔵年です。
・タイトル・解説は「文京区視聴覚ライブラリー目録」(平成3年版)を参考にし、調査後に書き加えています。
・古いフィルムですので、状態によっては途中で上映の中断があります。また、カラー作品は褪色が予想されます。あらかじめご了解ください。

こちらも更新しています。
http://kuranoshisha.hatenablog.com/archive/2020/2
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蔵の再生カンパ(500円程度)にご協力ください。
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主催 コガタ社(中川)
協力 谷根千工房(やまさき+仰木)+木村美恵子+文京アカデミー

お問合せ 
コガタ社:kogatasha08@gmail.com  
谷根千記憶の蔵:kura@yanesen.com

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