はじまりの谷根千ー 地域雑誌「谷中根津千駄木 」とローカルメディアのこれから ー

2017年11月08日(水) ~ 2017年11月25日(土)

HAGISO
東京都台東区谷中3-10-25 HAGISO
WEB http://hagiso.jp/
E-MAIL info@hagiso.jp

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雑誌は消えても地名で残る
いとしい「谷根千」は不滅です
こんなことなら、特許とっときゃよかったな(本音)

会場:HAGISO 東京都台東区谷中3-10-25 (Google Map) アクセス
開催日程 11月8日(水)ー 11月25日(土)
開館時間 8:00 - 10:30 / 12:00 - 21:00
会期中無休・入場無料
企画:HAGISO・谷根千工房・東京文化資源会議 地域文化資源デジタルアーカイブ・プロジェクト
後援:たいとう歴史都市研究会

地域雑誌「谷中・根津・千駄木」は1984年に創刊、季刊で足掛け26年発行してきました。創刊のころ、わたしたち(森まゆみ、仰木ひろみ、山崎範子)は20代でした。こどもを背負いながら、町を取材し、配達し、町の人に怒られ、また励まされて仕事を続けました。

「普通の人の生き死にを記録する」「記憶を記録に変える」「小所低所に徹する」「水平のコミュニケーションを作る」などの目標は今、また注目されています。
2009年、坂を上り下りして配達するのも辛くなり、発行部数も継続できる最低ラインの7000部を割り終刊、これからは「老兵は死なず、ただ町で遊ぶのみ」と思いました。

今回、私たちの志を受け継いでくださっているHAGISOさんで、すでに入手しにくくなっている谷根千、および関連書籍の販売、そして展示、聞き書き会など、町の若い仲間たちと一緒に、初心を振り返ってみようと思います。
ああ、楽しみです。 〜森まゆみ〜

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トークイベント 11月12日 (日)

第一部:14:00 - 16:00
「町の先輩に聞くーどなたの話が聞けるかお楽しみ。」
「町の先輩に聞くーどなたの話が聞けるかお楽しみ。」
老舗佃煮店「中野屋」の金子誠さん、谷中坂町の松田橿雄さんの来場決定!
金子さんは西日暮里3丁目の町会長で日暮里富士見坂を守る会の会長。
松田家は谷中で最も古かった銭湯の柏湯と善光寺湯の主人で、柏湯はギャラリー「スカイ・ザ・バスハウス」として健在です。

さてさて、どんなお話がお聞きできますか。
そのほか、来場の町の先輩にもうかがいます!

会場:初四会館(谷中3-10-1 / HAGISO 隣の建物)
予約不要・入場無料

第二部 :18:00 - 20:30
「谷根千とはなんだったのかーローカルメディアのまちづくり」
登壇者:野池幸三、森まゆみ / 司会進行:宮崎晃吉(HAGISO)
会場:HAGISO
予約不要・入場料1000円(雑誌「谷根千」1冊付)

会期最終日までに谷根千工房3人が感謝とともに顕彰する「谷根千大賞」受賞者を発表!…の予定です。(さて、できるかな)

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