くまのかたこと - 旅の宿編

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北白川天然ラジウム温泉

京都に行くとホテルが多いが、町中も疲れるし、と思ったら、いい宿を見つけた。
銀閣地道でまってると迎えの車が着て,本の20分も走らずに崖にへばりつくような小さな宿.比叡山に向かう山道のとちゅうにある。
とても庶民的な宿で,明るいうちは近所のおばあさんが何人かいたが、あっという間に静かになって,平日だからか、泊まり客はわたし一人のようである。
その温泉は、天然ラジウムを含んだ放射能泉で、湯気が濛々、これはがんにも効くらしいが、湿度が好きで、喉を痛めやすいわたしは、このもうもうだけでまんぞくだ。食事も気取ってないが、かなりいい味付けで、これで13000円はやすい。ひとりたびおなじねだんというのがうれしい。
そのうえ、たのんだマッサージ師さんが驚くほどうまくて、何でもよく知っていて、思わず名刺をもらってしまった。

森まゆみ
2007年12月25日(火曜日)公開

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