古書ほうろう
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古書ほうろうからのお知らせ

かえる目 ライブ 5月29日(日)17時
2011年04月21日(木)公開
 かえる目が、ほうろうにやって来ます!
 かえる目をご存じの方も、そうでない方も、まずは、このチラシをご覧ください。

    3rdアルバム『拝借』発売記念
    かえる目 ライブ at 古書ほうろう


  日にち 5月29日(日)
  時間  16時半開場/17時開演
  会場  古書ほうろう

  出演  かえる目
       かえるさん a.k.a. 細馬宏通( vocal, guitar )
       宇波拓( guitar )
       木下和重( violin )
       中尾勘二( percussions, klarinette )

  入場料 2000円(飲食持ち込み可/三軒隣に酒屋あり)
           *空き缶などはお持ち帰りいただけると助かります

  定員  50名(予約制/先着順)
  
       *ご予約はお電話かメールで、古書ほうろうまで
        定員に達したため、予約の受付は終了いたしました。

        当日券若干あり。
        ただし、見づらい席、あるいは立ち見になる場合があります。




というわけで、あらためて。

「かえる目が、ほうろうにやって来ます!」

 かえる目(「かえるもく」と読みます)は、かえるさんこと細馬宏通さんがボーカルを務めるカルテットで、演奏される曲はすべて細馬さんのオリジナル。とぼけていながらも切ないその世界には、独特の味わいがあります。そう、たとえば、こんな曲。

   「あの寺に帰りたい」

 歌詞と曲調のアンバランスさも素敵ですが、ぼくがもっとも惹かれるのはその声。初めてその演奏を聴いた去年の1月、もっとも衝撃を受けたのも不安定でファニーなこの声で、歌と喋りが渾然となったそのステージは、音楽のライブでありながら、寄席にいるようでもあり、ほのぼのとした時間があっという間に過ぎ去って行きました。以来、「いつかここに来ていただき、ほうろうのお客さんにも聴いてもらいたい」と思ってきたのですが、いよいよその夢が叶います。

 ところで、古本好きのみなさんの中には「細馬宏通」という名前に「?」となっている方もいらっしゃるかもしれません。そう、かえるさんは『浅草十二階』や『絵はがきの時代』を書かれた、あの細馬さんです。そのあたりについては、かつて南陀楼綾繁さんも「かえる目はいろんな目玉を持っている」という文章を書かれてます。機会があれば、ぜひご一読ください。


 さて、ここまでは、かえるさんのことばかり紹介してきましたが、その歌を支える3人のメンバーの演奏も、もちろんかえる目の魅力のひとつ。その技量と勢いが遺憾なく発揮されたライブ録音を、聴いてみてください。

   「のびたさん」

 最後に。今回のライブは、流水書房青山店の秋葉さんの協力を得て実現しました
(冒頭のチラシも秋葉さんによるものです)。ちょうどひと月ほど前、いつものように来店された秋葉さんが「かえる目のライブを、ここでしたいんです」と仰ったときのことは、ずっと忘れないでしょう。「以心伝心!」という驚きもさることながら、お客さんにそういう場として選んでいただけたことが、本当にうれしくて。細馬さんもすぐに快諾くださり、こうして本決まりになりました。みなさん、ぜひ、聴きに来てください!

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