No.980
2005年6月13日(月)
同窓会へ行ってきた。
中、高続きの女子校である。じつに20年ぶり。中学で2クラス、高校で3クラス、あまり話したことはなくても、全員の顔が解る少人数制の学校だった。だから一学年は130人ほど。(ずっとそれがふつうだと思っていたら、宮地は一学年10クラス以上のマンモス校で、顔を知らない同級生がいると聞いてたまげた。)
古本屋には滅多に機会はないが、パーティーとかそういう場が苦手だからどうしようか悩み、正直初めはあまり気が進まなかった。小学校から勤め人時代までの友人たちが、一緒くたに夢に出てくる今日この頃だ。果たして、皆の顔は解るだろうか、私のこと思い出してくれるんだろうかとか心配だし。やっぱ、化粧しなくちゃな(ファンデーション買わなきゃ)とか、装身具付けなきゃな(服買わなきゃ)とか、そっちのメンドーもあるし。
しかし今もツルむ友人たちが行くというので、なら行くーと、意志薄弱ぶりを発揮して参加することにした。
まぁ結局は俄ご婦人になるための買い物は、20年ぶりだからってみな同じ穴の狢さと開き直り、よしにした。
参加したのは50名。
次々集まってくる旧友たちはやっぱみなキラキラ光ってる。そんな中、早く着いてしまった私と友人ふたり所在なく、情けないことに5分もしたら帰りたくなってきた。
しかし、皆キラキラしてて、落着いてて、変わっているようだけど、変わってないのだった。ぽつぽつと話し始めると中学の頃のすっかり忘れてたようなことが芋づる式に思い出され、なんとも懐かしく温かく、乾杯の後はあっという間にみな女子学生に戻り、あちこちのテーブルで花が咲いた。
結婚した人、してない人、母になった人、なってない人、バリバリ働いてる人、家に入ってる人、遠方へ越した人。うーん20年だ。麦酒を注いでくれる旧友にしみじみしたり、あの頃と変わらない笑い顔に昨日まで教室にいたような気持ちになったり。それはそれは不思議な感覚だった。
とても全員とは話が出来なかったけれど、自分の基礎を知られているというのは、恥ずかしくもあるけれども、心地いい湯に浸かってるようでもあり。
そうそう、本とは無関係に生きてた私が古本屋やってると云ったら、さぞや驚かれるだろうと思ってたのに、アオキらしいねと云われたのは、とても意外だったな。
優しくステキな女性たち。行く前のくだらぬ心配は吹っ飛び、とても楽しい時間を過ごしてきたのでありました。
(ミカコ)
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