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日々録   2003年10月
No.742  2003年10月31日(金)

 遅番で出勤。いつも良い本を売りにきてくださるお客さんから「いっぱい買ったからみんなで食べましょう」と、ひとり1個柿をいただく。うれしい。
 昼食後は、今日も淡々と品出しにつとめ、21時頃からは、明日からの「山崎一夫装丁本 格安フェア」の準備。一夫さんが装丁された本は、どれもすっきりとしていて、押し付けがましいところがなく、それぞれの本の魅力を上手に引き出していて、僕は好きです。内容的に優れた本もたくさんありますし、一夫さんと縁があった方もなかった方も、ぜひ足をお運びいただき、手に取って見ていただけるとうれしいです。あと、なにしろ格安なので、結構すぐに売れていってしまうと思われます。なるべく早めのご来店をおすすめします。なお、今回はこういった趣旨の企画ですので、背取りはご遠慮ください。場所は入り口すぐ右手の2棚とショーウインドウです。

 以下、本日の品出し情報です。

 岩波書店『山川菊栄集』全10巻別巻1 16500円(初版・月報揃い)
 大和書房『思想としての風俗』芹沢俊介、玉木明、藤村厚夫 編著 1000円 B
 河出書房新社『差異と反復』ジル・ドゥルーズ 4000円
 平凡社ライブラリー『ジョイスとケルト世界』鶴岡真弓 700円
 ロッキング・オン『beck traverogue』 1500円(初版・帯)
 マガジンハウス『BRUTUS』1985年4月15日号「がんばれ文学」500円
 青土社『ユリイカ』1998年8月臨時増刊号「総特集 怪談」800円

『思想としての風俗』は、1984年の1月から85年の12月まで24冊刊行された風俗批評『ばば』に掲載された文章を集めたもの。無名だった時期の斎藤美奈子の文章が読めます。愛人バンク、糸井重里、池田理代子不倫騒動などについて、全9本。
『BRUTUS』の「がんばれ文学」は、ねじめ正一が作った100個ほどの同じ質問に、村上春樹、高橋源一郎、島田雅彦がそれぞれ答える、といった、いまでは考えられない企画が実現されていて楽しめます。質問自体は下らないものばかりですけどね(「女と温泉に行った回数は?」とか)。

<今日店でかけたCD>
『ジンターナショナル』大工哲弘
『月光石のしっぽ』こまっちゃクレズマ
『ライブ・アット・ザ・ボトム・ライン』ローラ・ニーロ

『月光石のしっぽ』は当店にて好評発売中です。興味のある方はレジで一声かけてください。いつでもかけます。

(宮地)

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