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日々録   2002年9月
No.467  2002年9月4日(水)

 三百人劇場の「中国映画の全貌」の回数券が1枚余ってしまっていたので、出勤前に1本観てきました。陳凱歌監督の1993年作『覇王別姫』(邦題『さらば、わが愛』)。四面楚歌の故事を題材とする京劇『覇王別姫』でスターとなった2人の役者(男役と女役)の、少年期から晩年までの、激動の歴史に翻弄される様を描く3時間。とてもよい作品でしたが、一日の初めに観るには、その長さ内容ともに、ややへヴィーでした。

 結局、今回の「中国映画の全貌」で観たなかでもっとも印象に残ったのは、『こころの湯』でした。張揚監督の1999年作。下町の銭湯を舞台にした、楽しくて、やがて哀しい小品。アオキと2人でぼろぼろ泣いてしまいました。未見の方は、機会があったら是非観られることをお薦めします。

(宮地)

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