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日々録   2001年11月
No.241  2001年11月26日(月)

 従姉妹の結婚披露宴に出席したあと、おばあちゃんの顔を見に弟夫婦と実家に立寄った。そこで面白い習慣をおばあちゃんから伝授されたので、忘れないうちにここに記しておこう。なぜそんな話になったのか、お酒をお伴にした席だったので思い出せないのだけれど、ご近所などから戴き物をした時のお礼の話。

 折詰めなどでお裾分けを戴いて入れ物をお返しする時、その中にマッチを3本入れておく。マッチの先についている硫黄にかけて、「先を祝う」という意味があるのだそうだ。そうすることによって、慌てて器の中に何か詰めなくてもお礼の気持ちは通ずる。お互い無理のないお付き合いをする工夫だ。

 その手、使ってみたいけど相手がその意味を知らないと新手の嫌がらせみたいだしな〜なんて笑いながら、私も義妹もいたく感心した。
 父も交えた詳しい説明によると、本来は付け木という、経木のように薄くした木をくるくるまるめた先に硫黄を付けておき、竈などから火を移す時にその薄い木を端から裂いて使ったものを入れていたのが、時と共にマッチに取って代わったそうだ。なぜ3本なのかは不明。

「私の生まれた千葉県だけの習慣なのかもしれないなぁ」と、おばあちゃんは言ってましたが、どうなのでしょう?
(アオキ)

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