No.150
2001年8月17日(金)
何日か前の話。
レジに文庫本を持ってみえた女性に突然「これは150バーツなんですか?」と訊かれ驚きました。確かにその本には「150 B」という表記が・・・。でも、バーツじゃないのです。
ほうろうでは本の値段を最終ページの右上に書いているのですが、状態の良くないものに関してはその傷みや汚れに応じてB、BC、Cという英字を併記しています。例えば本来200円の文庫本でカバーに少し破れがあるといった場合は「150 B」、さらにヤケていてシミもあるとなると「100 C」となります。これは基本的には店員同士の符牒で、「この本、ここんところ破けているし、ちょっとまからない?」というお客さんの問いかけに対して、「申し訳ありませんが、その破れを考慮に入れての値段ですので出来かねます」あるいは「そうですね、じゃあおまけして300円でいいですよ」といった判断をするのに役立っています。
こういう表記はもともと中古レコード屋のもので、古本屋でやっているところは見かけない気もしますが、お店を始めた頃の仲間に元中古盤屋店員がいたこと、また僕自身も古本屋以上にレコード屋に通っていた時期が長かったこともあって、気がついたらほうろうでは定着していたのでした。知らなくてもまったく損はしませんが、よろしければお買い上げの際の参考にしてください。
さて、夏のセールも残すところあと10日ばかり。人文科学系の棚でも放出を開始しましたし、特にセールと銘打っていない棚の本もどんどん300円や100円の均一棚に移動しています。お見逃しなきよう。
(宮地)
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