No.118
2001年7月16日(月)
「伝統と文化について書いてある本はない?」というお客さん(50歳前後・男)来店。質問の意味が今ひとつわからないのでいろいろ訊いてみたところ、「伝統」という言葉と「文化」という言葉の意味の違いを知りたい御様子。そこで辞書を引くことを勧め、棚から広辞苑を取り出そうとすると、なぜか「辞書は駄目だ」とのこと。 さらに「お兄さんは違いを説明できるか?」と今度は僕に訊問。仕方ないので僕の考える伝統と文化について話しはじめると「今あんたが言ったことを紙に書いてくれ」と、レジ台の上の紙とペンを勝手に取り上げ僕に押し付けようとする。なんだかなぁ。
結局、紙に書くのは勘弁していただき、僕の考えを伝え、図書館にでも行っていろいろ調べることをお勧めしたのだけど、どうなさったことやら。お帰りになった後に辞書を引いてみたら、「伝統」はともかく「文化」についてはやや的外れな説明をしてしまったことも判明し、なんだかどんよりとした気分になってしまったのでした。
さて、鮎川哲也と土屋隆夫の品切の文庫本それぞれ10〜15冊出しました。角川文庫中心で500〜600円です。ともにかつて暇つぶしによく読んだ作家で、愛着があります。鬼貫警部と丹那刑事、それに千草検事。話の筋はすっかり忘れてしまっていますが、懐かしいです。(宮地)
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