No.73
2001年6月1日(金)
夕方ちょっとした事件発生。お巡りさんも現わる。
ふと見ると、少女マンガのコーナーで床にベターッと足を投げ出し座り込んで本を読む人影あり。歳の頃は三十凸凹、男女ふたり連れ。宮地が、座り込まないように言いに行く。その後彼らはスツールに移った。
暫くして、わたしが棚に本を並べるため男の脇を通ろうとすると、組んだ足が通路を塞いでいる。声を掛けても足を引かない。気に入らなかったので「他のお客さんが通れないので足どかしてください。」と言った途端に男はブチ切れた。ものすごい大声で怒鳴り散らす。どうやら、お客様の自分が店員ごときに注意されるのが気に食わないらしい。連れの女はオロオロするばかり。
そのままレジへやってきて、宮地相手にまた怒鳴る。挙句の果てに卓袱台ひっくり返すみたいにレジ台に積んであった本をバーッと払い落とした。本を売ってくれたら出ていってやる、とのたまうが、こっちだって非礼な客に売る本は1冊たりとも無い。 堂々巡りを繰り返すうちに徐々に男も落着きを取り戻したのか、そのまま帰っていった。
実はお巡りさんが着いたのは全て終わった後のこと。ではなぜお巡りさんが来たかというと、その時居合わせた他のお客さんが危険を察して、隣のクリーニング屋さんに駆け込み通報を頼んでくれたそうな。幸い大事には至らなかったけれど、気をまわしてくれたお客さんがいたこと、クリーニング屋さんも直ぐに手をまわして様子を見に来てくれたことは、ほんとうに心強く思ったのであります。男が怒鳴っている間、深呼吸して平静を装おうとしても、意外と肝の小さいわたしは心臓バクバク、膝ガクガク、のどはカラカラ、だったので。
あぁ、消耗した。
以下の本、棚に並べました。
雑誌『芸術新潮'81.9』[特集]江戸のデザイン 500円
別冊太陽『骨董をたのしむ29 昔きものをたのしむ』 1400円
図録『日本のおしゃれ展』日本経済新聞社('93刊) 1800円
図録『江戸モード大図鑑 ― 小袖文様にみる美の系譜 ― 1999-2000』 2200円
図録『江戸の夏 ― その涼と美』江戸東京博物館(平成6年) 2000円
芙蓉書房出版『江戸服飾史談』吉田豊/編著 1600円
平凡社『世界の民族衣装』田中千代 2000円
(アオキ)
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