国際開発協力NGO、CanDoは1998年よりケニア共和国の半乾燥地、東部州ムインギ県で、
地域に住む人たち自身が考え、その行動によって暮らしがより豊かに変わることをめ ざし、
暮しの基盤となる教育・保健・環境保全の3つの分野で開発協力の活動を行なっています。
連続勉強会「ケニアの人々が抱える課題と参加型開発協力の役割」(全10回)では、
代表理事の永岡宏昌が、人々が抱える課題について歴史的経緯をふまえて紹介し、
解決に向けた取り組みや、外部者による協力の可能性について検討します。
第1回のテーマは、「ケニアの歴史と民族問題、現在の課題」です。
2007年末の総選挙後、発生した騒動は、多くの死者と土地を追われた人々を生みました。
この事件は、さまざまな矛盾が積み重なってきた結果と思われます。
まず、イギリスによる土地の収奪、「民族の固定」など植民地化の歴史をふりかえり ます。
そして、独立以来、富裕層を形成してきたケニア人政治エリートによる「民族」の政治的利用、現在みられる貧富の格差の拡大について紹介し、
貧しい人々が「社会的能力」を向上させる重要性について考えます。
日時: 2009年4月25日(土) 14時45分〜16時45分
会場: 文京区立汐見交流館 会議室A (千駄木駅から徒歩3分)
http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_kumin_shisetsu_chiiki_shiomi.html
資料代: 500円
お問い合わせ先:
(特活)アフリカ地域開発市民の会(CanDo) 山脇
Eメール tokyo@cando.or.jp
TEL 03-3822-1041