昨年の写真展「台東区の景観 いま むかし」で実施した好きな場所アンケートでは、「花やしき」、「上野駅広小路口」、「今戸橋」、「浅草寺本堂」、「旧新吉原大門」などが上位に選ばれました。これらは区民等の声に「懐かしいから」や「歴史を感じさせるから」という思いが強く感じられた結果と思われます。
一方、高層ビルの出現や専門店街からマンションへの用地転換、近代建築をはじめ古きよき街並みの消失など、区内の景観が徐々に変わりつつあるのも事実です。
このように年々変わりゆく台東区の景観の中で、変わってほしくない景観、よくなってほしい景観など、区民の皆さんもいろいろ感じられると思われますが、ただ見守るしかないのでしょうか。江戸、大正、昭和、平成につながる台東区の歴史や伝統、そして各時代の文化の反映など我が国の中でも固有の魅力を持つまち台東について、これからも魅力的なまちであり続けるために、また後世に伝えるために、台東区の今、昔そして未来を専門家にかたっていただきます。
平成21年3月1日(日) 午後1時〜午後3時30分まで
台東区生涯学習センター・ミレニアムホール
(台東区西浅草3-25-16)
入場無料
定員300名 (定員になり次第締め切ります。)
※来場された方には、昨年度実施した「台東区の景観 いま むかし 写真展」の冊子を差し上げます。
プログラム
【基調講演】
「台東区のまち 記憶と景観-谷根千25年の経験から-」
森 まゆみ氏(作家、地域雑誌「谷中・根津・千駄木」編集人)
【パネルディスカッション】
台東区の景観「いま むかし そして未来」
コーディネーター 小林 正美氏(建築家、明治大学教授)
パネリスト 森 まゆみ氏(作家・地域雑誌「谷中・根津・千駄木」編集人)
小沢 朝江氏(東海大学教授)
千葉 一輝氏(台東区在住、台東区景観アドバイザー)
【質疑応答】
◆申込方法 住所・氏名・電話番号を電話、ファックス、電子メールのいずれかで下記へお申込ください。
◆申込み先 台東区まちづくり推進課
電 話:03-5246-1368
ファックス:03-5246-1369
電子メール:machi@city.taito.tokyo.jp
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