2/16(月)休廊
12:00〜19:00(最終日17:00まで)
ギャラリーKINGYO 1階会場
文京区千駄木2-49-10
TEL: 050-7573-7890 FAX:03-5815-7814 (担当 扇谷)
・コメント
むかしむかしの何も存在しなかった頃、それは音とともに始まった。その振動が波を起こし、風をはらみ暗闇に太陽を産み落とした。
温もりと水を湛えた光は視界を生み、そこに影をつくり形を知ることとなった。
それは生命誕生の始まり・・・
ギャラリー内に仮想の夜と昼を作ることで時間と空間を旅し、その中で生命と身体をより強く意識させます。そこに作品を通しての宇宙との結びつきを実感します。
昼、夜、太陽、月、 ☆ 、闇、男、女、光、影、水、日(火)・・・それらは相反するものたち。
されど決してひとつだけでは成り立たないもの。私が存在するかぎりあなたも生きつづける。
向かい合う作品は昼と夜、太陽と月とを表します。太陽は常に月を照らしだし、月はいつでも太陽を抱いています。
あなたがいる限り私はそこにい続けるのです。あなたはわたしであり、わたしはあなたなのです。作品の中に組み込まれた竹ひごは光に透けて見える皮膜の下を流れる血管のようでもあり、それらはかすかに震え振動しています。
作品は生きています。作品と共に今ここにある命を実感していただきたいと思います。
(三宅光春)
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