情報トピックス

不忍通りふれあい館4階会議室
会場費100円
「名古屋高裁違憲判決文」を読む

今年4月17日、名古屋高裁で「自衛隊のイラク派兵差止訴訟事件」の判決が出ました。この判決の主文では、自衛隊のイラク派兵差止め・政府の違憲確認・損害賠償を求めた原告(市民)側の主張は棄却され、国が勝訴しました。
ところが裁判長は、主文を導き出す「事実及び理由」の中で、被告である国の、9条1項違反、違憲性をはっきり認めました。そして、憲法前文に明記されている「平和的生存権」侵害の苦痛を受けた市民たちの、裁判提起の権利を尊重したのです。
しかし、国は勝訴したのですから、上告することができません。
政府側は「あくまでも傍論でしょ」とか「関係ない」とか冷静を装ってますが、大変なダメージを受けました。
この判決がどういう意味を持つのか、判決文(平易な文で書かれています)全文を解説つきで読んでみたいと思います。

解説者　家庭裁判所元調査官　浅川道男さん
判決文冊子　300円(お求めください)

連絡先　03-3821-594(久保)1