情報トピックス

平成20年(2008)10月1日(水)〜10月5日(日)
10:00〜5:00(最終日は4:00)

すぺーす小倉屋(土蔵が目印)
110-0001　台東区谷中7-6-8　03-3828-0562
JR日暮里駅西口(北改札)
御殿坂上り、喫茶ルノーアール先100m左折、朝倉彫塑館から約500m先左側
地下鉄千代田線・千駄木駅団子坂口
　三崎坂をのぼりきって200m中華屋さんを左折、約100m右側

ご案内
『古いアルバムから取り出した一枚の写真。すました顔の少女と朗らかに笑う少年たち。思い出の旅行カバンの底に眠っていた昭和30年代の写真。谷中に住んでいた、私達の屈託のない素顔。それを、そのまま並べて展示するだけの写真展。なのにセピア色の写真の背景に偶然、活写されている谷中の四季と暮らし。なにかの、えにしが街を構図化した生活の襞に滲む「時の結晶」は還暦を迎えようとする私達をどのように見ているのでしょう。

「お神輿を担いでいるのは?姉さんの想い人だったような」
「自転車で角をまがりかけているおじさんは?初恋の人のお父さんらしい。」

意図せずに撮られ保存されていた「私達のアーカイブ」その中に谷中のみんなが大事にしていた五重塔が悶え炎上する姿。それらに何かを感じ、ともに語り合えたらすてきな60代への私達の序奏となるのではないか。そんな期待をひそやかにもっている写真展へおいでください。