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本郷クラブ十月例会(一般公開講座) 森崎 東 戦後六〇年と私の映画人生
2005年10月1日(土曜日)
主催/本郷クラブ(事務局)
文京区本郷2―16―9 スマイル企画内
電話 3812―6060/FAX 3812―6854
と き/十月一日(土) 午後5時30分〜9時30分
ところ/文京区民センター(3A=定員100名)
電話 3814―6731
交通 地下鉄丸の内線・後楽園駅
都営地下鉄・春日駅下車
講話者/森崎 東 (映画監督) (ビデオ上映・約二時間)
講 話/戦後六〇年と私の映画人生 『黒木太郎の愛と冒険』
会 費/1000円 (二次会あり)

森崎東と三歳ちがいの兄・森崎湊(少尉候補生)は、昭和20年8月17日未明、三重海軍航空隊基地で、割腹自決を遂げた。東の戦後はそれから始まる。
映画『黒木太郎の愛と冒険』に登場する豊太郎(三國連太郎)は、元砲兵大尉だが、戦死者の墓石の前で軍服姿のまま自決する。森崎湊が遺した大学ノートの日記から編まれた一冊の『遺書』が映し出される。森崎東は、湊への想いを映画で噴出した。東にとって「戦争」とはなんだったのか。いま、戦後六〇年の歳月が問いかける。


◇プロフィール
映画監督。1927(昭和2)年長崎県生まれ。京都大学卒。1956年松竹京都撮影所演出家に助監督として入社。1969年「喜劇・女は度胸」で監督デビュー。
主な映画作品は『喜劇・男は愛嬌』『男はつらいよ フーテンの寅』『喜劇・女は男のふるさとヨ』『喜劇・女売り出します』『時代屋の女房』『黒木太郎の愛と冒険』『生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言』『ニワトリはハダシだ』など。
主なテレビ作品は『欲望の河』『田舎刑事・まぼろしの特攻隊』『帝銀事件』『沖縄の無国籍児』(ドキュメント)『妻は何を見たか』『香華』など。

◇作品紹介
『黒木太郎の愛と冒険』(1977年/馬道プロ=ATG/モノクロ/スタンダード/110分)
[製作]馬道昭三、西村隆平[原作]野呂重雄[脚本]森崎東
出演/田中邦衛・財津一郎・倍賞美津子・伴淳三郎・清川虹子・沖山秀子・三國連太郎・緑摩子・岡本喜八ほか
映画の中で、財津一郎が繰り返す「ニワトリはハダシ」というセリフは、最新作へと繋がる。

●お問合せは左記へ
主催/本郷クラブ(事務局)
文京区本郷2―16―9 スマイル企画内
電話 3812―6060/FAX 3812―6854
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