2008年10月17日(金曜日)
午後、エドモントホテルで「江戸の食文化」と題するシンポ。江戸料理の第一人者、大塚なべ家のご主人といっしょで緊張した。神崎宣武さんに頼まれるといやとは言えない、司会は白幡洋一郎さん。
江戸の食べ物と言ったって公家と武士と農民と町人ではちがうはず。私は円朝のたび日記と一葉日記を中心に話したが、まあ江戸では農薬添加物、事故米などは食べてないでしょうなあ。江戸人にならって「宵越しの食材は持たねえ」なんて啖呵を切ってしまった。夜、最近の楽しみのひとつ斎藤月岑研究会。神田のいい男いい女の人たちと。でも病後の為、三時間で電池切れ、二次会に出る気力なし。
森まゆみ
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