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くまのかたこと - 旅の宿編

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彦根キャッスルホテル

息子が彦根勤めになったので、何時もはおりない米原で新幹線を降り、近江八幡のヴォーリズ建築や国の重要歴史的景観第一号の八幡堀、とても勉強になる川原ミュージアムを見たりして泊まったのは彦根城の真ん前のキャッスルホテル。駅からがらんとした通りを歩いて7分ほど。最初は土産物店が見えたので、何だア、とガッカリしたのだが、ホテルのフロントはしっかりして行き届いていた。五階のツインの部屋をシングルユース。インターネットでとったらビジネスプランで8500円と破格であった。
広い窓からはお堀と森の向こうに国宝彦根城が白く浮かんでいて見飽きない。夜は息子の友人の紹介で袋町の小島という料亭で生まれてはじめてスッポン鍋を頂きました。まことにおいしい。特に内臓の刺身。ここは池波正太郎さんもひいきの店だったとか。さすがに全国うまいものを知っているなあ。友だちのお二人も愉快で物知りな人たち。主人は彦根城の堀に木の舟を浮かべてお堀の遊覧をNPOでしていてときに船頭さんに変身とか。翌朝、ホテルの自転車を借りて、2時間ほど走る。滋賀は長浜,高月町、大津などもいったがこじんまりして静かで、歴史有る町が多い当分新幹線を米原で降りることになりそうだ。

森まゆみ
2008年10月24日(金曜日)公開

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