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くまのかたこと - 旅の宿編

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大多喜  大屋旅館

大多喜は千葉の山の中だが、最後の殿様が松平忠質、幕末の老中だし、その子が大河内正敏、すなわち谷中清水町にいた理研の所長なので一回行ってみたかった。
大原から夷隅鉄道で30分、城下町の面影などあまりなかったが、旅館は由緒あるたてもの。母子でやっているのんびりした宿。女の一人旅を嫌がらない。ひとりでもねだんがおなじ。8400円。布団は清潔。特に洋館の風呂というのがめずらしい。
よくテレビの撮影があり、渡辺謙とか佐久間良子とか来るらしい。
ちかくの大円寺に一葉の友達、野野宮きくの墓があって驚いた。

泊まるところ

1 人柄 せこくなくのんびりしていること あまりおしゃべりは困る
2 居心地 くつろげてしずか
3 食事 土地のもの 山の中で海の魚の刺身はいらない
4 清潔 まあシーツが替えてあれば
5 値段 上限1万8000円、ふつう9000円くらい

ですのでこの旅館は95点はつけられます。

森まゆみ
2005年3月8日(火曜日)公開

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