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くまのかたこと - 旅の宿編

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ライプチッヒ − フュルステンホフ  110点

今回泊まった宿でさいこう。応対が全く違うのです。どの人も真心。日本人を見下すようなところはまるでない。お客をだいじに、しんせつに。
変電器を借りたときも合うかかどうか、わざわざ部屋まで身にきてくれたし、夜中ファックスが届いた時も、よる遅く悪いけど、大事な知らせかもしれないから、と封筒に入れてもってきてくれた。

もちろん部屋も素敵、昔の貴族のやかたです。駅から7分。5つ星ですが、そう高くない。朝ご飯にはサーモンやシャンパンつき。よるは中庭でのコンサートをへやからながめられた。プールやフィットネス、サウナにマッサージまであります。

ここからははじを晒す。このホテルのセーフテイーボックスに私は航空券をわすれた。
ベルリンできがつき、真っ青。エールフランスはそれはJALガ発行したもので、再発行は出来ませんというし。ドイツには宅急便はないらしい。そしたら、このホテルがわざわざベルリンまで届けてくれたのです。しかるべき料金は払いましたが、それでも地獄に仏でした。お粗末。

ライプチッヒもいまは再開発中。いや鴎外流にいえば普請中。落着かないのでイエナとワイマールに逃げましたが、ともかくホテルはいちばんでした。

森まゆみ
2004年10月4日(月曜日)公開

関連リンク http://www.google.co.jp/search?hl=ja&ie=UTF-8&q=Hotel+Furstenhof+Leipzig&lr=lang_ja

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