!新谷根千ねっとはコチラ!

くまのかたこと - 旅の宿編

<-前へ  次へ->   一覧に戻る
 
志太温泉 潮生館(2003)

静岡新聞は部数72万部で、地方紙の中ではもっとも多く、勢いがある。仕事が終わって、焼津の「黒潮」という居酒屋で記者さんたちと意見交換会。カツオのへそ、マグロの目、桜えびなどを肴に地酒「磯自慢」を傾け、楽しかった。泊まりだけは近くの志太温泉を勧めてくれた。ついたお宿はうっそうとした森の中に離れの点在する潮生館。玄関から長い廊下を折れたり木の橋を渡ったり。

仲居さんも丁寧だし、温泉もよかった。その昔は皇族、犬養木堂、日本に人質になっていた李朝の末裔李垠なども泊まったという。でも何分、部屋の扉は木目の張り板、壁も昭和40年代ころの金砂(きんしゃ)入り、とありがたい古さとはいえない。仲居さんも「あんまり古すぎてびっくりするでしょ」といっていたが。まあ話のたねに泊まるのはおもしろい。お風呂はさっぱりして古風で落ち着けた。朝食付き9600円でした。

森まゆみ
2003年7月10日(木曜日)公開

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
このworkは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。
ページトップへ
谷根千K2005年10月14日(金) 14時58分
とみやまさま、一言さま、訂正ありがとうございます。 「志太温泉」の「潮生館」です。お恥ずかしい。関係者の方々、志田温泉や潮生閣で検索をした方々、すみませんでした。
一言庸夫2005年10月12日(水) 02時05分
山崎さん,今日はお邪魔いたしました。ところで「志田温泉」の件ですが、これは志田ではなく「志太温泉」です。私の故郷・藤枝市の鉱泉で,潮生館と元湯の2軒があります。詳しくはまたお話いたします。
とみやま2005年10月4日(火) 22時52分
はじめまして。 志田温泉 潮生閣とありましたが、 文面より、潮生館ではないでしょうか。。 今年の春に、補修されたようで、文化財としても指定されたようです。 開館当初は、とても贅沢な旅館だったらしく、 建物の随所をみれば見るほど凝ってい...
長いコメントは省略して表示しています。このページのコメントを全部読む