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くまのかたこと - 旅の宿編

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足助 玉田屋旅館

足助屋敷で本格的に火を起こしていると鍋をつくるまでに2時間もかかるそれが面倒なときは一泊を足助町内の玉田屋に泊まる。江戸の建物で昔の旅籠である。階段はギシギシいうし、子どもが飛びはねると床が抜けやしないか心配だが、その昔、旅人が旅装を脱ぎ、時に相部屋となってついたてを立てて寝たのはこんな建物だろうと想像がつく。

名残を惜しんで友人たちが帰る。子どもたちが低い二階の窓から手を振るが、落ちてしまわないかと恐い。それから落ち着いて桧の風呂に入り、タケノコ御飯のおいしい夕食にありつく。
夕食が済んだらテレビを見る子どもたちを残し、紺青の空のもと古い町並みをそぞろ歩く。とにかく足助町は町をあげて心のこもった実質的な楽しめる観光をすすめていて、子連れにはうれしい町なのだ。

★水戸黄門が出てきそうな宿。

森まゆみ
2003年5月27日(火曜日)公開

関連リンク http://www.mirai.ne.jp/~marune/home/tamadaya/tamadaya.htm

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
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