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一年生日記  2007年12月
No.264  2007年12月26日(水)

クリスマスの夜は劇団昴恒例の「クリスマスキャロル」でした。
去年末には「八月の鯨」で幕を閉じたので、二年ぶり。
でも、昨日見たような気がするクリスマスキャロル。
あゆみは、「ティム坊やがかわいいんだよ」といつも誰がティムをやるのかとても楽しみにしている。
三百人劇場がなくなり、今年は豊島区の施設「あうるすぽっと」。
豊島区にはあるんだねえ、舞台芸術の交流センターなるものが。

いつもの年より子供がたくさん来ているようだった。
私たちにとっては三百人劇場がなくなったのは痛いけど、みんなにとっては良かったのかな。
手軽なサイズで、しかも多目的ホールではない場所のようだ。
回り舞台をフル活用して、どんどん場面が変わる。

時空を超えた話(過去の精霊や未来の精霊が出てくる)が母にわかりにくいのではと心配したが、身を乗り出して見ていた。
母はかつて演劇少女だったのだ。

社会に背を向け、せっかく貯めたお金を、人のことにも自分のことにも使おうとしない主人公。
貯め込んだ挙句が、淋しい死。
誰にも何も思ってもらえない自分の姿まで見せられて。

こんな姿を見て、急に改心するところが、スクルージーおじさん、芯からけちんぼじゃなかったんだね。
救われるよ。

劇が終ると、みんなホッとしたような顔。
そう、もう辛い芝居は見たくない。
心のどこかにポッと火が灯ったような、そんな芝居を見ていたい。


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