No.230  2006年7月22日(土)

夏休みが始まったのに、寒い。あの暑さはどこへ行ったのか。
月曜から臨海学校だが、来週も雨模様のようだ。

旅行の支度に足りないものを買いに、日暮里駅の向こうへ。
野菜の名前をつけた店が、いくつかあって、子供用品はれもん。
信じられないほど安いティーシャツを売っている。
３０年ほど前は、母が私達の洋服を作るために生地の買出しに行った。
日暮里繊維問屋街も様変わり。
あの頃は素人お断りの札が店の前に立っていて、ドキドキしたものだ。

１メートル１００円の布や、レース、そのまま縫うと流行のスカートになりそうなボーダー柄の布や、リサイクル着物、それに出来上がった服を大量に安く売る店などが連なる、素人大歓迎の街となった。
乳母車や自転車に子どもを乗せたお母さんたちが、子ども用品の店を目あてに日暮里駅の坂を下る。
どこかのファッション専門学校生らしきお姉さん達が、細く丸めた生地を持って歩いている。
若い娘達にもおなじみの街で、ニポカジ（日暮里カジュアル）とかいうらしいが、ギャル（古いいい方かな）やチビギャル向けの服が本当に安い（３００円代のものとか、靴下９９円、１００円のベルトとか）。
あゆみはさんざん悩んだが、パジャマ用のＴシャツと、チェックの上着、靴下など買う。
子供向け店のはキャラクターものが多くて、あゆみには少し幼く、かといってギャル向きではおとなっぽすぎる感じだったが、自分に対して母親が時間を作って付き合ってくれたという、満足感はあったようだ。

リサイクル着物店で見つけた２００円の兵児帯を結んで、今晩は学校の星空映画会へ。
小学校の校庭で、「皇帝ペンギン」を今ごろ見ていることだろう。
晴れてよかった。