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一年生日記  2004年10月
No.145  2004年10月7日(木)

10月、外を歩くと風が金木犀の香りで幸せな気分です。
衣替えの季節です。
今は、真冬でも半袖を着ている人もいるし、日常生活で、きちんと衣替えをしている人いますか。
今年は暑かったせいもあって、私はまだまだ半袖の生活。

娘の通う都立高校で、制服の話が持ち上がっている。
「自由と責任を重んじ、自立の精神に充ちた、個性豊かな人間を育成する」が学校の教育目標で、今まで制服を制定していなかったのです。
娘は一年の時、ブレザーやチェックのスカートなど、自分で組み合わせて制服もどき一式を買った。
でも、ほとんど毎日ジーパンにティーシャツスタイル。
時々、このナンチャって制服を着ているとコスプレのようで、見ているこっちが恥ずかしくなる。(考えすぎだろうか)
制服だと朝起きて、暑かろうが寒かろうが、迷う必要がない。
私服だと、雨降ってる? 寒いの? 暑くなるの? と朝も着替えに時間がかかる。
これも本当の話。

今回、標準服を選定しようと言うことになり、子どもたちにも投票をさせているようだ。
目的は、次年度に受験する中学生やその親から、説明会の時、「制服はないのか」という質問があり、一人でも生徒を多く受験してもらいための策のよう。
制服があれば人気が上がるのだろうか。
今まで制服のない「自律ある自由」という校風に魅かれて受験してきた中学生も多いはず。
もう卒業しているが、長男はそうだった。
中学の詰襟は彼にとって地獄の日々だったから。

校長先生は一応標準服を作るが、何を着てきてもかまわないと言っているようだ。
自由選択なのだからかまわない?
表面上は何もかわらないかもしれない。
しかし、目に見えないところで、生徒の心の内側で、学校の基本精神が、何か変わっていくような気がする。
標準じゃない、自分で自分を表現する、個性のある己を磨くためにも、もう一度考えてほしい。



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山牛蒡2005年7月23日(土) 18時10分
ご存知なければですが「北園高校 九曜会 談話室」で入力すればたぶんこのことでの熱い議論が交わされていたのが伝わってきて興味深いです。「自由服」で色々見ていてこのページにきたところです。突然で失礼します。
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