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一年生日記  2003年8月
No.94  2003年8月26日(火)

暑い暑い沖縄から帰って来たら、東京も暑かった。
2週間近く、夏休みをもらって、あゆみと二人、長男の住む家へ長逗留。
初日に自転車を2台買い、あゆみと二人で那覇を駆け巡ってきた。

那覇は坂が多く、自転車は少ない。
青年はバイク、女性は軽自動車、お年よりはバス、子どもはひたすら歩いている。
旅行者はレンタカー。自動車を運転できない人はタクシー。
タクシーの初乗りは450円で、東京のメーターのようにカチャンカチャンと上がらず、けっこう乗り出がある。
しかし、2週間近くあなた任せでタクシーに乗り続けると町を覚えないと思い、安い自転車を購入した。

自宅のある国場(こくば)は岡の上。
どこへ行くにも「行きはよいよい帰りがこわい」のだ。
地図を見て、ひたすら目的地まで走る。
帰りは、出来るだけ緩やかに登る道を遠回りしながら探す。

あゆみは自転車で横断歩道を渡っているとき、車の運転手さんに存在を認知してもらえないと大変だからと考えて、横断中は立ち乗りで大きく見せる工夫をしている。

道が家より高いところにあり、道路に交わる路地は坂道が多い。
だから歩道を自転車で走っていると、突然道から生えたようにニュッと車が出てきて肝を潰す。
家の前の道路も一階の目の高さあたりなるので、階段や、スロープを上って道に出る。
隣のおばちゃんは、47年くらいここに住んでいるけれど、道路は昔、あとから高くなったのだと言う。

驚くのは、歩道に自動車がちんまりと駐車していること。
車道に駐停車するのがいけないと思われているらしい。
東京の常識は通用しない。
車道の邪魔になるので、歩道にということらしいが、歩きにくいし、自転車も困る。

朝夕の渋滞は言うまでもなく、深夜の3時ごろでもバンバンタクシーやオートバイが走っているのにも驚いた。
8月に開通したばかりのゆいレールは、この渋滞解消に役立つといわれているけれど、まだまだ自動車は多い。それに、国場の近くは通っていないのだ。

今日はどこに行こうか。
地図上でわりに近い場所にある識名園へ行くことにした。
初めての世界遺産。
国道222号をひたすらまっすぐ行く。
それがずっと登り道。
歩道をジグザグに上るが、途中で、リタイア。
後でわかったことだが、すぐ近くのバス停から、バスで10分。
200円で行かれるのだった。
あの流した汗は200円分か。

首里城までは自転車で行かれないなあ。
やっぱりバスにしよう。




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