No.67  2002年9月17日(火)

取材に忙しい毎日、ゆっくり子どもと話す閑もない。
そのわりにあゆみは楽しそうに、マイペース。
ある夜、「家出するんだけど、お父さん、家出に何持ってけばいい？」
父「そうだなあ、なにかなあ」
あゆ「ピストルと、着替えと、あそうそう一番大事なもの忘れるところだった。」
とさいふ。（これはどうも「森のへなそうる」を読んで、ピストルを思いついたらしい。ピストルのことを弟が「しょっぴる」といっているのがおかしいと笑い転げていたから」
あゆ「ねえ、ミッキー（下の兄）あたし家出してきてもいい？」
瑞樹「勝手にすれば｣
あゆ「人が家出するって言ってんだから、そうすぐに返事しないでよ。少しは考えてからこたえてよ」
これには笑った。
あゆ「じゃあ、いってきまーす」
棒の先にハンカチでくるんだ荷物を結びつけ、肩に担いで出発。
といっても階段を上っていく音。
１０分くらい後。
あゆ「あー楽しかったあ。ペンションに１ヵ月も泊まったわ。1ヶ月で５００円なんだって]
(この夏、ペンションに泊まったのが気に入ったらしい）
それにしても５００円は安いなあ。
あたしも家出しようかなあ、１ヶ月くらいちょうどいいなあ。

こんな、ごっこ遊びを楽しそうにしているこのごろです。